「フィンランド、NATO加盟申請へ…軍事同盟に加わらない立場から転換」と言うニュース。
決してロシアが行なったウクライナへの侵攻を支持するつもりはないのですが、このニュースには考えさせられますよね。
結局、フィンランドが実施していた「軍事同盟に加わらない非同盟」と言うのは、その時その時のご都合主義だったのかなと思ってしまいます。
国として信念を持って行なっていた政策ではなかったようですね。
こういう時こそ「軍事同盟に加わらない非同盟」を貫くというのが本来の軍事中立と言う考え方だと思うのですが。
そこまでの覚悟がなかったと言う事なのでしょうね。
ま、気持は分からなくはないのですが、それであれば最初から「軍事同盟に加わらない非同盟」と言わないほうが良かったのではないのでしょうか?
その時々で、「軍事中立」と言ってみたり「軍事同盟を支持」と言ってみたりしたのでは信用されなくなってしまいまうと思うのですが。
記事では、「政府は一両日中にも正式決定する見通しだ」や「議会は大半の政党が加盟支持を表明」と記載されています。
いやはや、これほど大きな政策変更が時間もかけず簡単にできるんですね。
とは言え長い目で見て正しい決断だったかどうかは分からないですよね。