市民にはハンマー、利害関係者はダンス

昨日から何度か箱根駅伝を見ました。

見ていると不愉快になるので、チャンネルを変更。

首都圏4知事が緊急事態宣言を要請、西村氏『専門家の意見聞く』」と言うニュース。

何なんでしょうかね?このアンバランス。

都知事や神奈川県知事は、一般の市民の行動を制限するために緊急事態宣言を発出するように政府に求めたとのこと。

一方で、東京や神奈川の街に真ん中で行う大規模なイベントに関してはスルー。

実際に東京や神奈川の真ん中を走る箱根駅伝が大規模に行われ、テレビで生放送されています。

感染症に対しては「ハンマー&ダンス」と言う対策があるそうです。

感染者が増加するとハンマーを打ち下ろし人の行動を制限し、感染者がいなくなると行動制限を解除してダンスを踊る。

しかし、今の状況は、一般の市民に対してはハンマーを打ち下ろす対策を行おうとしつつ、自分達の利害関係者に対してはダンスを踊ることを許しています。

そして、そのダンスを一般市民に見せつけているのです。自分達は特別だと思っているのでしょう。

悲しいことにその状況を多くのメディアは批判することさえしません。他のメディアも別のイベントを行っているからなんでしょうね。

唯一私が見た批判的な記事。

『箱根駅伝を中止にするべきでは?』1都3県の知事が緊急事態宣言を要請…厳しい声続出

東京スポーツだというのが今の日本の現実ですね。

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