感染確認者数でフィリピンを抜く

いやはや、新型コロナウィルスの感染確認がとまりませんね。

最近では、1000人越えも当たり前と言う状況になってきました。

このホームページでは、

東アジア(日本、韓国、豪州、マレーシア、フィリピン、シンガポール、ベトナム、台湾、タイ、インドネシア)と日本の感染確認者数グラフ(毎日)

と言うページを公開しています。

今までは、東アジアではインドネシアとフィリピンが断トツの感染確認者数を出していました。

その2カ国から大きく引き離されて、日本やマレーシアが第2集団で続くという状況が暫く続いていたのです。

しかし最近、日本の感染確認者数がフィリピンを上回るという日が出てきました。

今までの状況では、考えられない事です。本当に心配な状況です。

政府はしっかりとした対策を取らなければ感染確認者数の増加はとまりません。GoToやオリンピックなどと言っている状況ではないのです。

ある人は、日本は医療体制が整っているのでフィリピンやインドネシアと比較しても意味がないと言っていました。

日本の問題は、高齢者が多いと言う事なのです。

65歳以上の総人口に占める割合は28.7%だそうです。フィリピンやインドネシアは1割以下。

すなわち、フィリピンやインドネシアで感染する人は低年齢社が多いので重症化する比率が低いのです。

感染確認者数が同じ1000人でも、重症化する人の数は日本はフィリピンやインドネシアの3倍以上になると言う事なのです。

重症化する人が多ければ、充実した医療制度があっても医療崩壊が現実になってしまいます。

医療施設が整っているヨーロッパ諸国の死者数が医療施設が充分でないアフリカ諸国の死者数より多いのは高齢者が多いからなのです。

日本はしっかりと現実を見ないと大きな犠牲を払うことになってしまうでしょうね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です