「エッソ、半世紀の歴史に幕 給油所のブランド統一で」と言うニュースが出ていました。
う~ん、時代の流れとは言え少し悲しいものがありますよね。
サラリーマン時代は、石油業界(石油精製)の長く担当していました。
私が石油業界を担当していた時代は、外資系の会社が数多く活躍していました。アメリカや欧州の会社も日本に投資をしていたものです。
今や、世界的な石油会社にとって日本市場は魅力がなくなってしまったようで日本市場から撤退。
気がつけば、石油会社のほとんどは日本の会社になってしまいましたね。
エクソン系のブランドでは、エッソはメジャーの一つエクソン社のブランド、モービルはソコニー社のブランドでした。
その他にも、シェブロン社(スタンダード・オイル・オブ・カリフォルニアとテキサコの合弁)はカルテックスと言うブランドを使用していました。
ロイヤルダッチシェル社のシェルのブランドは未だ利用されていますが、出光石油と統合後なくなってしまうかもしれません。
シェルブランドがなくなってしまったら日本では石油の国際ブランドが亡くなってしまう事になりますね。
経済産業省にとっては、外資系石油会社は自分達の言う事を聞かない厄介な会社。この結果は、経産省が外資の追い出しに成功した例なのでしょうか。
それとも、単に日本市場に魅力がなくなってしまった結果なのでしょうか。