「河川の監視カメラ、海外サーバーから不正アクセスで全国調査…遠隔操作された可能性」と言うニュース。
記事の内容からだけでは何に対してどのように不正アクセスされたのか不明なのですが、こういった不正アクセスの対応って難しいのですよね。
記事では、「約800台のうち261台について、不正アクセスの被害を受けた」と記載されています。
もし、同じタイプの監視カメラであれば全てが不正アクセスされる可能性があると言う事になります。
考えられる可能性は、監視カメラのOSやアプリケーションにバグがあってそのバグをついて不正アクセスされたと言う事。
で、もしそうなら対策を施したソフトウェアにアップデートする必要があります。
しかし、監視カメラのようなエッジ(ネットワークの先端部分に設置されている機器)のシステムには自動でアップデートする機能がない事なのです。
この不正アクセスによる被害が他に影響を及ぼすようであれば、当分の間利用できなくなってしまうのでしょうね。
こういった問題は、カメラだけに限らず車のシステム(自動運転など)やカードの認証機器などでも発生します。
インターネットを利用した便利なシステムには影の部分があるのですよね。
メーカーやメディアなどでは光(利点)の部分しか言わないですけどね。