日別アーカイブ: 2023年2月8日

遅れた強制送還、しっかり検証して欲しいものです

遅れた強制送還、その舞台裏 広域強盗、日本側『どうすることも…』」と記事。

記事自体は一部しか読めない(私は毎日新聞を購読しているので全文読みました)のですが、

逮捕状が正常に執行されていれば、一連の強盗事件は起きなかったとの指摘もある。との記載。

こういう視点からの記事は今までほとんど目にする事がありませんでした。

実際問題として、今回の逮捕状は3年前の特殊詐欺の逮捕状なのです。

もし、3年前に逮捕され日本に送還されていれば今回の凶暴な犯罪はおきなかった可能性が高いのです。

そういう意味では、今回の事件で一番検証すべき事は、「なぜ強制送還が遅れたのか」と言う事ではないのでしょうか?

多くのメディアは、いつ送還されるのかとか、犯人の人物像とか、名簿入手方法とか、犯罪組織の有無とかについて盛んに報じています。

強制送還が遅れた事を問題にすると警察に対する批判になることもあり、ニュース素材を貰っている多くのメディアは触れる事が出来ないのでしょうね。

で、日本側「どうする事も。。。」とありますが、本当にどうすることもできなかったのかについて検証して欲しいものです

政府はしっかり対応していたのか、立法の問題もあるのか?等色々疑問がありますよね。

強制送還が遅れたことにより、80億円以上の被害だけでなく、強盗によりけが人だけでなく死者まででてしまったのですよ。

「どうする事も、、、仕方がなかった」ですませないで欲しいものです。