「『ドコモ口座』不正引き出し、被害総額は約1000万円」と言うニュース。
記事によると、「現時点で同社が把握している被害総額は約1000万円になることがわかった。」と記載。
9月9日の時点で、NTTドコモが把握している被害と言う事ですよね。
コレは、1000万円どころの被害ではすみそうもないですね。
そもそも、ドコモ口座を作成したこともない人も被害にあっているようです。
と言う事は、一般の人にとっては通帳に入出金の記帳を行なわなければ被害を受けたかどうかもわからない可能性がありますよね。
キャッシュカードで現金を引き出す時に几帳面に残高を確認している人は変化に気づくかもしれませんが、最終的には記帳しなければ分かりません。
そもそも毎日通帳の記帳を行なう人ってそれ程いるとは思えません。
地方銀行を利用している地方都市在住の人にとって、勝手に口座から10万円の預金を引き出されても分からない人って多いのではないでしょうか?
しかし、ココまで被害が大きくなる前に被害を食い止められなかったのでしょうかね?
異変に気付いた人が銀行に連絡しても、「あなたのミスではないですか?誰かに口座番号や暗証番号を教えたのではないですか?」などと言われるだけ。
NTTドコモに連絡しても、「我が社のほうでは情報の流出は確認できません。銀行か警察に連絡して下さい。」
警察に連絡しても、「被害を受けたのは銀行やNTTドコモです。両者から被害届は出ていません。個人からの被害届を受け付ける事は出来ません。」
等など、みんなで責任の擦り付け合いを行なっていたのでしょう。
その間に、被害が拡大。
まだまだ被害総額は増えていくでしょうが、結局誰が責任取るのかな?
「自助、共助、公助」なので、銀行口座を開設した個人責任だといわれるかも。